
こんにちは!
「びじたまアカデミー」学長のbochanです。
今回から始まる【ビジネススキル編】では、
社会人1年目が「考える力」と「行動力」を身につけるための実践ヒントをお届けします。
記念すべき第1弾のテーマは、
少し難しそうに聞こえる――クリティカルシンキング(=批判的思考)です。
でも安心してください。
これは“頭の良い人だけが持つ特別な力”ではありません。
あなたも今日から実践できる“考え方のコツ”なんです。
💭 「ちゃんと考えてるつもりなのに…」と思ったことはありませんか?
「考えているつもりなのに伝わらない」
「上司に“考えが浅い”と言われて落ち込んだ」
そんな経験、ありませんか?
でも、それはあなたの努力が足りないのではなく、
“考え方の方法”を誰も教えてくれなかっただけなんです。
⚠️ 社会には「正解のない問題」があふれている
学生時代は、答えがひとつでした。
でも社会に出ると、同じ問題でも人によって答えが違います。
- A案とB案、どちらが正しい?
- この手順は本当に最適?
- お客様にとって一番価値のある提案は?
社会は“正解のない世界”です。
だからこそ、自分の頭で考える力が求められます。
🧠【注】「クリティカルシンキング」とは、
物事をそのまま信じずに「なぜそうなのか?」を問い直す力のこと。
🤝 僕も最初は「考えずに動くタイプ」だった
正直に言うと、僕も新人の頃は「言われたことをやればいい」と思っていました。
でもある日、上司にこう聞かれたんです。
「bochan、なんでその方法を選んだの?」
…答えられませんでした。
ただ「前の人がやっていたから」それを真似しただけ。
そこから、“なぜ?”と考える習慣を持つようにしたんです。
すると、仕事のミスが減り、
上司からも「考えて動けるね」と信頼されるようになりました。
🎓 学長のひとこと
「もっと早く“考え方”を学んでいれば、迷わずにすんだのに」
びじたまアカデミーは、そんな“後悔を減らす学びの場”です。
💡 「なぜ?」を問い続けることが、考える力を育てる
クリティカルシンキングとは、
「なぜ?」を問い続け、本質に近づく思考法です。
🔍【注】「批判的」という言葉は、他人を否定する意味ではなく、
「冷静に考え、根拠をもとに判断する」姿勢を指します。
たとえば仕事でこんな風に考えてみましょう。
- なぜこの作業が必要なのか?
- なぜこの会議が開かれているのか?
- なぜこの人はこう発言したのか?
たった一言「なぜ?」を足すだけで、
物事の本当の意味が見えてくるようになります。
🧠 考える力がある人は信頼される
社会で成果を出す人は、ただ動くだけではありません。
「意味を理解して動く」人です。
- 指示を受けたときに「目的は何ですか?」と聞ける
- データや事実に基づいて判断できる
- 「本当にこれがベストか?」と見直せる
こうした人は、仕事の精度も高く、上司から信頼されます。
🌱 1か月後、「考えて動ける自分」を想像してみて
「なぜそれをするのか」を説明できる自分。
「どうしてそう思ったのか」を自信を持って話せる自分。
1か月後、そんな自分になっていたらどうでしょう?
きっと、仕事が今よりずっと楽しくなっているはずです。
🚀 今日からできる3つのステップ
- 💭 仕事や勉強で「なぜ?」を1回だけでも口にしてみる
- ✍️ 報告書に「目的」を一文添えてみる
- 📓 今日の気づきをメモして振り返る
🌟ポイント:小さな「なぜ?」が、大きな成長につながります。
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🧾 出典・参考資料
※1 グロービス経営大学院『MBAクリティカル・シンキング』
※2 文部科学省「思考力・判断力・表現力の育成に関する指針(2022)」
※3 経済産業省「社会人基礎力調査(2023)」
※4 Stanford University “Critical Thinking Framework”, 2021
※5 日本経済団体連合会「考える力を持つ人材の育成に関する報告書(2023)」
※6 厚生労働省「若手社員のキャリア形成支援ガイドライン(2024)」