
社会人1年目でもスッと飲み込める“お金の基本”
こんにちは。
びじたまアカデミー学長のbochanです。
社会人1年目は、覚えることがとにかく多い時期です。
仕事、生活リズム、人間関係。
そこに「給料」や「税金」まで入ってくると、頭がパンパンになります。
給料日は本来ワクワクする日なのに、明細を開いた瞬間こう思ったことはありませんか。
・思ったより手取りが少ない
・天引きの欄の漢字が難しすぎる
・源泉徴収って言葉は知ってるけど意味は曖昧
これは普通のことです。
あなたがおかしいのではありません。
仕組みを知れば、不安はゆっくりほどけていきます。
今日はその中でも特につまずきやすい「源泉徴収」を、いっしょに整理していきましょう。
◆ 給料が思ったより少ない…そのモヤモヤをほどこう
手取りが少なく感じる三つの理由
給料日。
スマホで残高を見た瞬間に、心の中でつぶやく。
「え…これしかないの?」
多くの1年目が通る道です。
手取りが少なく見える理由は、次の三つです。
・税金が引かれている
・社会保険が引かれている
・仕組みを知らないまま数字だけ見ている
あなたが悪いわけではありません。
理由が分からない状態で数字だけを見るから、不安がふくらむのです。
天引きの内訳が読めない不安
給料明細に並ぶ言葉はこんな感じです。
・所得税
・健康保険
・厚生年金
漢字の圧が強すぎて、読む前からくじけそうになりますよね。
意味の分からないものは、不安を強くします。
これがモヤモヤの正体です。
バイト経験がある人ほど混乱しやすい理由
学生時代のバイトでは、天引きはほぼ気にならなかった人が多いはずです。
それが社会人になると、急に引かれる金額が増える。
そのギャップが不安を大きくします。
だからこそ、まず「源泉徴収とは何か」を知ることが大切です。
ここまで読めたあなたは、すでに一歩前進しています。
◆ 「源泉徴収=損してる気がする」は誤解の入り口
「前払いだから全部持っていかれる」は誤解
源泉徴収と聞くと、
・知らないうちに引かれている気がする
・なんとなく損している気がする
そんな印象を持ちやすいです。
でも、本来の意味はとてもシンプル。
源泉徴収は「税金をあらかじめ払っておく仕組み」です。
「前払い=全部持っていかれる」ではありません。
社会保険と混ざると一気に難しくなる
給料から引かれているのは税金だけではありません。
社会保険も一緒に引かれています。
・健康保険
・厚生年金
・雇用保険
これは「保険料」。
一方で、源泉徴収は「所得税」。
つまり、
・源泉徴収=税金
・社会保険=将来やもしものためのお金
線を引くだけで、理解がラクになります。
区分(甲・乙・丙)を知らないと不安が増える
税金の計算には「甲」「乙」「丙」という区分があります。
ざっくりのイメージは次の通り。
・甲欄…メインの会社からの給料
・乙欄…掛け持ちバイトや副業など二つ目の収入に使われやすい
乙欄は、いったん税金を多めに引く計算です。
知らずに乙欄のままだと、
「なんで自分だけ多く引かれてるの…?」
という不安につながります。
◆ 源泉徴収の正体
たった一言でいうと「代わりに税金を払ってもらう仕組み」
会社があなたの代わりに税金を払ってくれている
ここが一番大事な部分です。
源泉徴収とは、
「会社があなたの代わりに税金を先に払ってくれている仕組み」
これだけです。
あなたが働き、給料を受け取る裏で会社は、
・給料にかかる税金を計算し
・その分を先に引き
・まとめて国に払ってくれる
という作業をしています。
給料の流れを一本の線で見ると理解しやすい
流れを言葉で一本にすると、こうなります。
給料が発生
→ 税金を計算
→ 必要な分を先に引く
→ 残りが手取りとして振り込まれる
とてもシンプルです。
「税金だけ自動で払ってくれる仕組み」と考えると分かりやすいです。
源泉徴収があるから、あなたがやらなくていいこと
もし源泉徴収がなかったら、会社員は毎月こうなります。
・自分で税金を計算
・自分で税務署へ納付
・期限忘れの不安と戦う
想像するだけで大変ですよね。
会社が代わりに処理してくれるから、安心して働けるのです。
最低限おさえたい三つのキーワード
(視認性を高めるため「表」で整理)
キーワードごとの意味を、かんたんにまとめます。
《最低限おさえたいキーワード》
【給与】
会社からもらうお給料のこと。
【所得税】
お給料など「もうかったお金」にかかる国の税金。
【乙欄】
二つ目の収入に使われやすい区分。
税金を少し多めに引く計算方法。
この三つだけ覚えていれば、源泉徴収の核心はつかめています。
◆ 会社員と副業、それぞれで起きやすい“つまずき”を知っておこう
乙欄のまま働き続けて手取りが減っていたケース
よくあるのが「扶養控除等申告書の出し忘れ」です。
出していないと自動で乙欄扱い。
すると、毎月の手取りが必要以上に少なくなります。
「引かれすぎ?」と思ったら、まず区分を確認してみてください。
源泉徴収票でも慌てやすい
源泉徴収票は「年収と税金のまとめシート」です。
使う場面は意外と多いです。
・転職
・保育園や幼稚園の申し込み
・住宅ローンの審査
無くしても再発行できますが、書類置き場を決めておくと後がラクです。
副業の源泉徴収を放置して混乱したケース
ライター、デザイン、動画編集などの副業では、
報酬から一〇パーセント前後の税金が引かれることがあります。
これも源泉徴収です。
理解しないまま放置すると、
・手元に残ったお金が本当に利益か分からない
・あとで税金の説明で混乱する
という問題につながります。
還付を知らずに“戻るお金”を逃したケース
還付とは「払いすぎた税金が戻ってくること」。
知らないと、そのまま忘れてしまいがちです。
税金は「知っているかどうか」で差がつきます。
◆ 明日からできる
手取りと安心を守るチェックリスト
給料日に見る三つの数字
・額面(総支給額)
・手取り
・源泉徴収(所得税)
この三つだけでOKです。
数字の感覚がつかめてきます。
源泉徴収票はここだけ見れば十分
・支払金額(年収)
・源泉徴収税額(払った税金の合計)
まずはこの二か所だけで十分です。
副業をしている人が必ず知っておきたいこと
副業の収入は「二つ目の収入」扱いになりやすく、乙欄が適用されやすいです。
乙欄=いったん多めに税金を引く計算。
この前提だけ知っていれば、余計な不安が減ります。
迷ったときは相談していい相手
・会社の総務、人事
・税務署(無料相談OK)
・税理士(副業が本格化したら)
一人で抱え込む必要はありません。
◆ 1年目のあなたへ
全部覚えなくていい。でも、ここだけは押さえておこう
源泉徴収とは、
「会社があなたの代わりに税金を先に払ってくれる仕組み」
まずはこれだけ分かっていれば十分です。
知らないことが多くて当たり前。
ゆっくり覚えていけば大丈夫です。
数字が意味を持つようになると、
仕事にも生活にも、少しだけ余裕が生まれます。
ここまで読めたあなたは、それだけで立派です。
これからも、いっしょに一つずつ整理していきましょう。
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