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【必見】社会人1年目で知っておくべき心構え④『主体的に動くこと』

こんにちは!
「びじたまアカデミー」学長のbochanです。

前回は「謙虚さと素直さ」をテーマに、成長の土台となる姿勢をお伝えしました。
今回のテーマは、社会人としての信頼を一気に高める“加速装置”です。

それが──
『主体的に動くこと』

「言われたことはやるけど、自分から動くのは苦手…」
そんなあなたにこそ読んでほしい内容です。

💭 「受け身の自分」を変えたいあなたへ

「指示されないと動けない」
「自分から動くのが怖い」
「まだ新入社員だから、出しゃばるのは違う気がする…」

――そんなふうに思っていませんか?

でも大丈夫。
それは、あなたの能力が足りないからではありません。
単に、“主体的に動くコツ”を 誰も教えてくれなかっただけ なんです。

⚠️ 「指示待ち社員」は信頼を得にくい

経団連が実施した「企業が新入社員に期待する資質」調査(2024年)では、
「主体性」や「積極性」 が「コミュニケーション能力」に次いで上位にランクインしています(※1)。

つまり、“自ら考えて動く人”が求められている時代。

一方、指示待ちのままでは、信頼が積み上がらず、
「頼れる人」として見られるチャンスを逃してしまいます。

今のうちに“受け身の自分”を卒業することが、
将来の評価・成長スピードを大きく変える鍵になります。

🤝 学長も昔は「言われたことしかできない新人」だった

僕も社会人1年目のころ、上司にこう言われたことがあります。(僕を「Aくん」と表現しますね。)
「Aくん、“言われたこと”はちゃんとやるけど、“考えて動く”ことが足りないね。」

当時の僕は、
「ちゃんとやってるのに、何がいけないんだろう…」と悩みました。

でも今振り返ると、上司の言葉は正しかったんです。
僕は“指示された範囲の中でしか動いていなかった

そこに気づいてから、
「どうすれば上司が喜ぶか」
「どうしたらチームが助かるか」
を考えて行動するように変えました。

すると、不思議なことに、
「Aくん、最近いいね」と声をかけてもらえるようになり、
任される仕事もどんどん増えていきました。

💡 「主体的」とは“責任を持って考える力”

経済産業省が提唱する「社会人基礎力(※2)」の中にも、
3つの力の一つとして 「前に踏み出す力(アクション)」=主体性 が挙げられています。

この「主体的に動く力」は、
学生から社会人へのステップアップで最も評価を分ける要素です。

では、「主体的」とは何でしょうか?
混同されやすい「自主的」との違いを整理してみましょう。

項目自主的主体的
意味決められたことを自分の意思で行う今何をすべきかを自分で考え、行動する
前提与えられたタスクがある状況や課題を自ら見つける
行動の起点指示された範囲内必要性を感じて自ら提案・行動する
特徴協力的・自発的責任感・当事者意識・創造性
定時前に出社してデスクを整える会議の目的を考え、議事録フォーマットを提案する

💬【補足】
これらの定義は、教育・ビジネス現場で一般的に用いられる理解です。
研究者や組織によって表現が異なる場合がありますが、
社会人1年目の「行動軸」としてはこの区別で問題ありません。

つまり、「自主的」=やる気のある従順さ、
「主体的」=自分の頭で考えて動く責任感
です。

主体性とは、
「考えて動き、結果にも責任を持つ姿勢」。
これは、成長スピードと信頼度を一気に高める力なのです。

🚀 主体的に動くための3ステップ

今日からできる「主体性の鍛え方」を3ステップで紹介します。

✅ ステップ①:「何か手伝えることはありますか?」と声をかける

自分の仕事が終わったら、
「何かお手伝いできることはありますか?」と一言添えるだけで印象が変わります。

これは単なる気遣いではなく、
チーム全体を見渡す視野の広さを示す行動です。

「自分のこと」から「チームのこと」へ。
この意識の転換こそが、主体性の第一歩です。

✅ ステップ②:言われたことの“一歩先”を考える

「なぜこの仕事を頼まれたのか?」
「誰が使うのか?」
「もっと良くできる方法は?」

この3つを意識するだけで、あなたの仕事は“指示待ち作業”から“価値ある提案”に変わります。

📝 たとえば:
プレゼン資料を作るとき、
誰が見るのか・何を重視するのかを考え、
図やグラフを追加して見やすく工夫する。

💬【補足】
小さな工夫でも、成果物の質を上げる意識が「主体性」の証です。
完璧さよりも、“目的を考える姿勢”が大切です。

✅ ステップ③:困っている仲間や課題に気づく

職場では、明確な指示がないことも多いものです。
そんなときこそ、「気づく力」が試されます。

  • 手が回っていない業務
  • なんとなく非効率な部分
  • 困っている同僚の姿

にアンテナを立て、「こうしたら良くなるかも」と動ける人は、
自然と信頼され、“任される人”へと成長していきます。

「気づく × 行動する × 責任を持つ」= 主体性の完成形です。

🌱 “知って、意識して、動く”だけで人は変われる

主体的に動くことは、才能ではありません。
「気づき → 行動 → 振り返り」の積み重ねで、誰でも身につけられます。

僕自身、「もっと早く知っておけばよかった」と心から思います。
だからこそ、びじたまアカデミーでは“早く知ること”を大切にしています。

知れば意識が変わる。
意識が変われば、行動が変わる。
その小さな一歩が、あなたの未来を変えるのです。

🔍 1か月後、“任される自分”を想像してみて

毎日ほんの少し意識を変えるだけで、
「指示される人」から「信頼される人」へと確実に進化します。

1か月後、上司から「これ、君に任せたい」と言われる自分を想像してみてください。
その瞬間、きっと“仕事の楽しさ”が変わります。

✨ 今日からできる「主体性の第一歩」

  • 仕事が終わったら「何かお手伝いできることはありますか?」と声をかける
  • 指示の背景(目的・相手・価値)を考えて行動する
  • 困っている仲間を見つけ、1つでもサポートする

まずはこの3つから始めてみましょう。
小さな一歩が、大きな信頼へとつながります。

一緒に学んでいこう。びじたまアカデミーは、あなたの“成長の伴走者”です。

🎁 この記事のまとめ

  • 自主性:決められたことを自発的に行う姿勢
  • 主体性:何をすべきかを自ら考え、結果に責任を持つ姿勢
  • 主体性を高める3ステップ
     ① 周囲に声をかける
     ② 一歩先を考える
     ③ 課題や仲間に気づいて動く

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📚 出典・参考文献

※1 経団連「2024年度 新入社員アンケート調査」(2024年4月発表)
※2 経済産業省「社会人基礎力に関する報告書」(2018年改訂版/2023年再整理)
※3 厚生労働省「若年者雇用実態調査」(2022年)
※4 草薙龍瞬『反応しない練習』(KADOKAWA, 2015)
※5 スティーブン・R・コヴィー『7つの習慣』(キングベアー出版, 1996)
※6 グロービス経営大学院『グロービス学び放題 公式サイト』(2025年版)

💬学長のひとこと

主体的に動くとは、「責任を持つ勇気」です。
その勇気がある人だけが、チャンスを掴み、信頼を築いていけます。
今日の一歩を、大切に積み重ねていこう。

次回は「信頼される行動力」をテーマにお届けします。
どうぞお楽しみに!

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