
導入:がんばっているのに、結果が出ないのはなぜ?
毎日、全力で仕事に取り組んでいるのに――
なぜか「ちょっとズレてる」「思ってたのと違う」と上司に言われる。
「え、ちゃんと指示どおりにやったのに…」
そんなモヤモヤを感じたこと、ありませんか?
でも実は、その“ズレ”は「能力」ではなく「考え方」の違いから生まれています。
信頼される人は、“何をするか”の前に、“何のためにやるのか”を考える人。
つまり、“ゴールから逆算して動ける人”なんです。
本質:上司の本音は「早く動け」ではなく「目的をつかめ」
上司は「言われたことをすぐやる人」が好きなわけではありません。
むしろ、「目的を理解して動く人」を圧倒的に信頼します。
たとえば上司が「この資料、今日中に作って」と言ったとき、
多くの新人は「はい!」と即行動します。
でも上司が本当に求めていたのは、「資料」ではなく「その資料で相手に伝わること」なんです。
ここに“認識のズレ”が生まれます。
だからこそ、信頼される人は「指示の背景」を理解しようとします。
「何を目的に?」「誰に使う?」「どんな結果を出したい?」
この3つを押さえるだけで、動き方が180度変わります。
実はこれは、経営学でいう「バックキャスティング(Backcasting)」という思考法。
“理想の未来(ゴール)から今を逆算して考える” というものです(※1)。
つまり、上司が求めているのは“指示待ち人”ではなく、
“ゴールを理解して自走できる人”。
これが「信頼される社会人」への最短ルートです。
📊 行動の違いフレーム
| タイプ | 思考の順番 | 上司からの印象 | 結果 |
|---|---|---|---|
| ❌ 反射型(未熟者) | 指示 → 即行動 → 途中で迷う | 「動きは早いけどズレてる」 | 手戻り多く非効率 |
| ✅ 逆算型(信頼される人) | ゴール → 設計 → 実行 | 「目的を理解してる」 | 精度高く再現性あり |
具体例:同じ「がんばり」でも、結果が違う二人
👦 Aくん(反射型)
上司:「この資料、今日中に出して」
Aくん:「了解です!」とすぐ着手。
内容もデザインも全力で仕上げた。
でも上司からは「いや、これクライアント説明用なんだ。社内向けじゃないよ…」
→ 結果:再提出。Aくんは疲労感だけ残る。
👨💼 Bさん(逆算型)
上司:「この資料、今日中に出して」
Bさん:「承知しました! 目的は社内共有ですか?それとも社外向けですか?」
上司:「クライアント向けだよ」
→ Bさんは目的を踏まえて構成を調整。
結果、「一発OK!よく理解してるね」と信頼を得る。
たった一言「目的確認するだけ」で、信頼度は天と地。
“がんばる方向”を間違えないことが、成果への近道です。
実践パート:今日からできる!逆算思考3ステップ
ステップ①:最終ゴールを一言で言えるようにする
まず「この仕事が成功した状態」を一言で表してみましょう。
例:「上司が安心して会議で使える資料をつくる」
この一言が“行動のコンパス”になります。
ステップ②:理想の状態をリアルにイメージする
「ゴール達成後の相手の表情」を思い浮かべてください。
上司が満足そうにうなずいている?
クライアントが“伝わった”と笑顔になっている?
この“感情を伴ったゴール”を描ける人は、行動の質が上がります(※2)。
ステップ③:逆算スケジュールを作る
期限から逆に考え、「いつまでに何を終わらせるか」を割り出します。
スマホのGoogleカレンダーでタスクを分解すれば、抜け漏れゼロにできます(※3)。
💡 びじたまポイント
『7つの習慣』(スティーブン・R・コヴィー)で紹介されている第2の習慣は「終わりを思い描くことから始める」。
成果を出す人ほど、“ゴールを意識する習慣”を持っています(※4)。
まとめ:上司からのひとこと & 学長メッセージ
上司は「速さ」より「方向」を見ています。
どれだけ努力しても、向きがズレていれば結果にはつながりません。
「ゴールを考えて動く」
このシンプルな習慣こそ、あなたの努力を“結果”に変えるスイッチです。
🎓 学長のひとこと
「がんばる力はもう十分。次は“考えて動く力”を磨こう。
逆算思考は、“がむしゃら”を“戦略的努力”に変える武器です。」
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出典・脚注
※1 経済産業省『社会人基礎力に関する研究会報告書』(2006)
※2 American Psychological Association, “Goal-setting and motivation,” 2019
※3 Google公式ヘルプ「カレンダーでの目標設定とスケジュール管理」
※4 Covey, S. R. (1989). The 7 Habits of Highly Effective People. Free Press.