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【新社会人必読】効果的な資料作成術―視覚で伝えるプレゼンテーション―

こんにちは!「びじたまアカデミー」学長のbochanです。

前回は【プレゼンテーション力―相手に伝わる話し方の極意―】として、
「結論から話す」「聴き手の目を見る」「間(ま)を活かす」など、
“話す力”を中心に学びました。

今回は、その“話す力”を支えるもう一つの武器、
資料作成の力」について解説します。

😟 資料づくり、苦手じゃない?

「どんなスライドを作ればいいか分からない」
「デザインに時間がかかって、いつも徹夜になる…」

そんな悩みを持つ新社会人は多いです。
でも、それはあなたのせいではありません。

誰も“正しい資料の作り方”を教えてくれないだけなんです。

安心してください。
この記事では、たった3つのステップ
「見やすく、伝わる」資料を作るコツをお伝えします。

⚠️ 伝わらない資料は、もったいない!

プレゼンや報告の場では、
「話の内容」だけでなく「資料の見やすさ」も評価されます。

同じ提案でも、

  • 文字が多くて読みにくいスライド
  • グラフや図でスッと理解できるスライド

では、相手の反応がまるで違います。

資料は、あなたの言葉をサポートする大事な“パートナー”。
見づらい資料のままでは、
せっかくの努力やアイデアが伝わらずに終わってしまいます。

🤝 僕も「文字だらけ資料」で失敗した

僕が新入社員だった頃、最初の会議で作ったスライドは、
文字がギッシリで、まるで新聞みたいでした。

上司からの一言。

「内容はいいけど、読む気がしないな…」

その時、初めて「資料の見せ方」で損していたことに気づきました。

そこから僕は、「どうしたら伝わるか」を学び、
図やグラフを使ったり、1スライド1メッセージにしたり。
少しずつ見やすくしていくうちに、
「bochanの資料は分かりやすいね」と言われるようになりました。

💡 伝わる資料を作る3つのステップ

ステップ①:まずは“ストーリーライン”を考える 🧱

いきなりPowerPointを開く前に、
ノートとペンで構成を考えることから始めましょう。

4つの基本要素

  1. 導入(なぜこの話をするのか)
     例:「新サービス導入の背景」など、聞き手が興味を持つ理由。
  2. 本題(伝えたいこと)
     例:「導入によりコスト削減が可能です」
  3. 根拠(裏づけ)
     例:データや成功事例など。
  4. まとめ(行動の提案)
     例:「次回会議で導入を検討しましょう」

💬 いきなり作らず、“話の流れ”を紙に書くのがプロのやり方。

ステップ②:「1枚1メッセージ」で伝える 🎯

1枚のスライドには、1つの主張だけを入れましょう。

たとえば「新サービスの3つの効果」を1枚にまとめるよりも、

  • 1枚目:コスト削減(棒グラフで比較)
  • 2枚目:業務効率化(フロー図で改善前後を見せる)
  • 3枚目:顧客満足度(アンケート結果を引用)

と分けたほうが、相手の理解がぐっと深まります。

ポイントは、「見て3秒で伝わるか?」です。

ステップ③:図・グラフ・アイコンで“見せる” 📊

人は情報の約7〜8割を視覚から得ていると言われています(※1)。
つまり、目で見て理解できる工夫をするだけで、
資料の印象は劇的に変わります。

例:

  • 数字 → グラフ(棒・折れ線・円)
  • 関係性 → フローチャートやベン図
  • 強調 → 色やアイコンを使う

また、背景は白や薄いグレーなどシンプルな色を選び、
フォントは「メイリオ」「游ゴシック」など読みやすいものに。
余白をしっかり取ることで、スッキリとプロっぽく見えます。

💬 学長のひとこと
「“見せ方”はセンスじゃない。
相手への“思いやり”です。」

🌱 「知る → 意識する → 行動する」で変わる

資料づくりは、特別なスキルではありません。
大切なのは「型」と「意識」。

びじたまアカデミーでは、
「もっと早く知っておけばよかった」をなくすために、
社会人1年目のあなたと一緒に“実践スキル”を育てていきます。

🚀 未来をイメージしてみよう

1か月後、上司があなたのスライドを見て言う。

「お、今回の資料、すごく見やすいね!」

その瞬間、あなたの努力は評価に変わります。
“資料が伝わる”という自信が、次の挑戦を生みます。

🔎 今すぐできる3つのこと

  • ✅ 今日のスライドを見返して「1枚1メッセージ」になっているか確認
  • ✅ 次回は「グラフか図」を1枚に入れてみる
  • ✅ ノートに“話の流れ”を書いてから資料を作る

あなたの小さな行動が、未来の大きな変化につながります。
一緒に学んでいきましょう。

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🧾 参考・出典

※1:メラビアン, A.『Silent Messages』(1971)
※2:経済産業省「社会人基礎力に関する調査」(2023)
※3:経団連「新入社員意識調査」(2024)
※4:グロービス経営大学院「思考力講座」教材より

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