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【保存版】社会人1年目の「質問力」超入門——会話が弾み、信頼が積み上がる5つの実践テクニック

こんにちは!「びじたまアカデミー」学長のbochanです。

前回の【非言語コミュニケーション編】では、

  • 「表情や姿勢、うなずき」で信頼を伝える方法
  • 「聞く姿勢」が相手の本音を引き出すコツ
    を紹介しました。

今回は、“会話を深める”質問力です。
「なんとなく会話が続かない」「雑談で終わってしまう…」
そんなあなたに、明日から使える5つの“型”を紹介します。

学長の想い:
僕も新人時代、会話が浅く終わるタイプでした。
でも、「質問の型」を意識しただけで、上司からの評価が変わり、会話が楽しくなったんです。
「もっと早く知っておけばよかった」――この後悔を、あなたには味わってほしくありません。
知って・意識して・少し行動するだけで、人は変われます。

その「会話が続かない」は、あなたのせいじゃない 😌

「上司との雑談、いつもすぐ終わっちゃう…」
「何を聞けばいいのか分からない」

——それ、センスの問題ではありません。
質問には“型”があるんです。
型を知れば、誰でも“聞き上手”になれます。

「質問できない新人」が損をする理由 ⚠️

質問しないまま仕事を進めると――

  • 誤解や手戻りが増える
  • 「自分で考えていない」と思われる
  • チャンス(任される仕事)が減る

逆に、質問上手な人は、

  • 情報が早く集まる
  • 信頼されやすくなる
  • 上司に「安心して任せられる」と思われる

たった1つの質問で、評価が変わることもあります。

学長も“聞けない新人”だった 🤝

新人時代の僕は「何を聞いていいか分からない」タイプでした。
何度も上司に「それは最初に聞いて」と言われて、落ち込んだこともあります。
でも、「質問にも型がある」と知ってからは劇的に変わりました。
会議で「いい質問だね」と言われた瞬間、胸の中で小さくガッツポーズしたのを覚えています。

会話を深める5つの実践テクニック 💡

質問力を鍛えるには、「型」で考えるのがコツ。
以下の5つを覚えれば、どんな場面でも“会話がつながる人”になれます。

🗣️ テクニック①:オープンクエスチョンで広げる

オープンクエスチョンとは、「はい/いいえ」では答えられない質問のこと。
相手が自由に話せるため、会話が自然に広がります。

❌悪い例✅良い例
「忙しいですか?」「最近、どんな仕事に時間を使っていますか?」
「楽しかったですか?」「どんなところが印象に残りましたか?」

💬 実践例:
先輩:「新人研修、どうだった?」
新人:「思っていたより実践的でした。ロールプレイが印象的で。」
先輩:「ロールプレイのどんな点が特に勉強になった?」
→ 自然に会話が深まり、相手の考えがよく分かる。

📌 テクニック②:5W1Hで具体化する

Who(誰が)/What(何を)/When(いつ)/Where(どこで)/Why(なぜ)/How(どうやって)
これを意識するだけで、会話の「もやもや」が一気にクリアになります。

💬 会議の確認例:

  • What:「どんな作業が必要ですか?」
  • When:「いつまでに完了しますか?」
  • Why:「この作業が必要な理由は何ですか?」

🔁 テクニック③:相手の言葉を拾って質問する

相手が言った“キーワード”を使って質問することで、「この人、ちゃんと聞いてくれてるな」と感じてもらえます。

💬 実践例:
顧客:「最近、業務効率化が課題で…」
あなた:「業務効率化ということですが、特にどの作業を改善したいとお考えですか?」
→ “聴く力”が伝わり、信頼が生まれる。

🧠 テクニック④:仮説を立てて質問する

相手の言葉を理解したうえで、「つまり〜ということでしょうか?」と確認する質問。
「考えて仕事をしている人」という印象を与えます。

💬 実践例:
上司:「この資料、もう少し精度を上げようか」
あなた:「つまり、データ部分をもう少し詳しく分析した方が良いという理解で合っていますか?」
上司:「そう。それでOK。」
→ 認識ズレを防ぎ、信頼度アップ。

💓 テクニック⑤:感情に注目した質問をする

仕事の課題だけでなく、相手の気持ちに目を向けると、会話の深さが変わります。

💬 実践例:
メンバー:「最近ちょっとしんどいんですよね…」
あなた:「どのあたりが一番ストレスに感じますか?」
→ 感情を言語化することで、相手も気持ちが整理されやすくなります。

🎓 社会人に質問力が必要な3つの理由

情報収集力が上がる:答えを“自分で見つける力”につながる。
信頼関係が深まる:相手の本音を引き出す質問は「誠実さ」の証。
問題解決が速くなる:原因を正確に見抜けるから、ムダな修正が減る。

⚠️ やってしまいがちなNG質問例

❌NG質問なぜダメなのか改善例
「なんでできなかったの?」責めているように聞こえる「どこで詰まっていましたか?」
「どう思います?」だけ抽象的すぎる「どの点を一番改善したいですか?」
「〇〇ですよね?」誘導的で本音が出にくい「〇〇についてどう感じますか?」

✅ 今日のミニワーク:質問力セルフチェック

1日を振り返ってみよう👇

  • ☐ オープンクエスチョンを1回使った
  • ☐ 相手の言葉を1つ拾って返した
  • ☐ 感情に触れる質問をした

→ 1日1つ意識するだけで、会話が変わる!

🧭 学長からのひとこと

「質問上手=聞き上手」です。
上司の意図、同僚の悩み、後輩の本音——
その一言を引き出せる人が、信頼を集める人になります。
今日の5つの型を“1日1つ”で十分。
小さな挑戦を積み重ねていきましょう。

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📚 出典・参考文献

  1. Schein, E. H. (2013). Humble Inquiry: The Gentle Art of Asking Instead of Telling. Berrett-Koehler.
  2. Grant, A. (2013). Give and Take. Viking Press.
  3. Harvard Business Review (2021). “Why the Best Managers Ask Questions, Not Just Give Answers.”
  4. 経済産業省「社会人基礎力」(2023年版).
  5. トヨタ自動車「トヨタ生産方式における5W1H」(日本経済新聞, 2022).
  6. Amy C. Edmondson (2019). The Fearless Organization. Wiley.

🎯 最後に

質問力は「天性の才能」ではなく、練習で磨けるスキルです。
まずは明日の会議で——

「この作業の背景をもう少し教えていただけますか?」
と、ひとこと添えてみましょう。

それが、あなたの“信頼される社会人”としての第一歩です。
一緒に、成長していきましょう。

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