
こんにちは。
びじたまアカデミー学長の bochan です。
前回は「給与明細のざっくり理解」を整理しました。
今回は、その続きとして “手取りがなぜこうなるのか” を一緒に見ていきます。
まずは、ぼく自身の初任給の話から。
◆初任給17万円 → 手取り13万円だった日の衝撃
ぼくの初任給は 総支給約17万円 でした。
でも振り込まれたのは、約13万円。
明細を見た瞬間、手が止まりました。
「え?なんで4万円も消えてるの…?」
当時のぼくは、誰にも聞けずモヤモヤを抱えたまま。
あなたが不安になるのは、ごく自然なことです。
今日は、その“4万円の正体”をほどいていきます。
手取りが少なく見える理由が分からない不安
給与明細を見るたびに、こんな気持ちが湧きませんか?
- 引かれ方の理由が分からない
- 手取りが安定しなくて不安
- 誰に聞いたらいいか分からない
ぼくも1年目は、明細を開くのが怖い時期がありました。
でも安心して大丈夫。
しくみを知れば、ほとんどの不安は消えていきます。
「社会保険と税金は難しい」は“名前が硬いだけ”
社会保険も税金も、最初は難しそうに見えます。
でも、理解すべき場所は ほんの数か所だけ なんです。
そしてもうひとつ大切なことがあります。
手取りの増減は、あなたの努力とは関係ない部分が多い。
制度上の“控除(こうじょ)”が大きな割合を占めているためです。
仕組みさえ理解すれば、不安は自然に薄れていきます。
手取りの仕組みを理解するための“やさしい基礎”
まずは、言葉の壁をとります。
ここが分かるだけで、控除が怖くなくなります。
▶ 社会保険・税金の“超かんたん解説表”
◆社会保険(会社員が加入する5つの保険)
| 名称 | 超やさしい意味 | 例・注釈 |
|---|---|---|
| 健康保険 | 病院代が安くなる保険 | 治療費が3割で済む |
| 介護保険 | 40歳以上が払う介護の保険 | 将来の介護費に使う |
| 厚生年金 | 老後の年金を積み立てる保険 | 会社と半分ずつ負担 |
| 雇用保険 | 失業や学び直しを支える保険 | 失業給付・教育訓練給付 |
| 労災保険 | 仕事中のケガを守る保険 | 会社が全額負担 |
◆税金(働いた分にかかる税金)
| 名称 | 超やさしい意味 | 例・注釈 |
|---|---|---|
| 所得税 | 給料にかかる国の税金 | 給料から先に引く(源泉徴収) |
| 住民税 | 住む地域に払う税金 | 新卒1年目は引かれない |
◆よく出る言葉(ここだけ覚えればOK)
| 用語 | 意味 | 注釈 |
|---|---|---|
| 控除 | 給料から先に引くお金 | 社会保険や税金のこと |
| 額面給与(総支給金額) | 本来の給料総額 | 引く前の金額 |
| 手取り | 実際に受け取るお金 | 銀行に入る額 |
| 標準報酬月額 | 社保料を決める収入ランク | 毎年4〜6月で決まる |
ここまで分かれば、もう大丈夫。
次は金額がどう動くか、流れを見ていきます。
社会保険の“変動の仕組み”をやさしく理解する
社会保険は、働く人を守るための保険です。
- 病気やケガのとき
- 将来の年金
- 失業したとき
- 仕事中の事故
どれも“いざという時”に助けてくれます。
そして保険料は、
4〜6月の給与をもとに年1回決まります。
これが「標準報酬月額」。
言葉は硬いですが、やっていることはシンプルです。
あなたの収入に合った保険料を決める仕組みです。
税金(所得税・住民税)が決まる流れ
税金は社会保険と比べると、ルールが素直です。
▶ 所得税
毎月の給料をもとに、会社が先に計算して引きます。
残業の増減に合わせて、税額も毎月少し動きます。
▶ 住民税
ここが1年目が一番つまずく部分。
住民税は“前年の収入”に対してかかる税金。
新卒1年目は前年収入がゼロなので、引かれません。
そして 2年目の6月から一気に引かれます。
手取りが急に減ったように感じるのは、このためです。
1年目がつまずく“手取りギャップ”のリアル
ここは、ぼく自身の経験とも重なります。
▶ 残業しても手取りが増えない
残業代より 控除の増加が大きくなる日がある ためです。
ぼくも「こんなに働いたのに…」と落ち込んだ日がありました。
▶ 社会保険料が急に変わったように見える
多くは 標準報酬月額の見直し が原因。
異常ではありません。
▶ 2年目の住民税が重い
2年目6月から引かれるため、誰でも驚きます。
ぼくも「手取り減ってる…」と焦った記憶があります。
手取りで迷わない“3ステップ確認”と相談の仕方
明日からできる小さな習慣をまとめました。
▶【1】控除欄の変化を見る
- 健康保険
- 厚生年金
- 所得税
- 住民税
この4つのどれが動いたかを見るだけで十分です。
▶【2】数字が変わったらまずここを見る
- 出勤日数
- 残業時間
- 手当の額
- 社保料の決定時期
順番に見ると迷いません。
▶【3】総務への相談は、これだけで大丈夫
「この部分だけ教えていただけますか?」
これで伝わります。
責めている感じも出ません。
さいごに
初任給のときのぼくのように、
手取りの少なさにショックを受ける人は多いです。
でも今日ここまで読んだあなたは、
もう“意味が分からない控除”に悩むことはありません。
一歩ずつで大丈夫。
これからも一緒に進んでいきましょう。
おつかれさまでした。
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