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【第1章】社会人1年目が働く前に知るべき「雇用契約」超入門ガイド|知っておくと安心な“社会のルール”

こんにちは!
びじたまアカデミー学長のbochanです。

社会人1年目は、
「この指示って普通?」「契約書って何を見るべき?」
と、分からないことが次々出てきます。

でも安心してください。
働くうえで大切な“ルール”さえ知っていれば、
怖がらなくて大丈夫です。

今日はその中でも特に重要な、
「働く=契約」という考え方
できるだけやさしく、現場目線でお話します。

ここが分かると、
理不尽な要求に振り回されにくくなり、
逆に、堂々と働けるようになります🙂

働く前に知ってほしい大前提:会社の指示に従う義務がある

最近よく耳にするのが、
「会社の指示には従いたくない」
「納得できないことはやらない」
といった声です。

気持ちは分かりますし、
ぼくも“若い人が理不尽に傷つく姿”をなくしたい。
だからこそ、最初に 正しい前提 を知ってほしいんです。

働くという行為は、
会社との契約の上に成立しています。

そして法律の仕組み上、
👉 会社の“合理的な範囲の指示”には従う義務があります。

これは「会社が偉いから」でも「上下関係が絶対だから」でもなく、
ただシンプルに “そういう仕組み” なのです。

この前提を知らずに
「これはやりません」
「上司の言い方が気に入らない」
となってしまうと、逆に自分が損をします。

まずは、ここをしっかり理解しておきましょう。

なぜ指示に従わないといけないのか?(ルールの根拠)

雇用契約は、
「会社が給料を払う ↔ 労働者は仕事を提供する」
という“交換条件”のうえで成り立っています。

そしてこの“仕事を提供する”とは、
民法の解釈で
会社の指揮・命令のもとで働くこと
を含みます。

さらに、

  • 労働契約法3条(お互い誠実に契約を守る)
  • 労働契約法7条(契約で決めた仕事を誠実に行う)
  • 最高裁判例(会社には業務命令権がある)

などから、
労働者は業務上必要で合理的な指示には従う義務がある
とされています。

つまり、

👉 “合理的な範囲の業務命令に従う”ことが社会人の大前提

ここがまず最初に知るべき“原則”です。

ただし!限界を超えた命令には従う必要なし

ここからが重要な“後半”の話です。

指示には従う義務があると言いましたが、
何でも従わないといけないわけではありません。

従う必要があるのは👇
この3つを満たす命令だけ。

  • 業務に必要である
  • 社会的に見て合理的である
  • 労働条件や人権を侵害しない

この条件を外れた命令は、
従う必要がありません。

❌ 従わなくていい命令の例

  • 上司の私的な買い物を頼まれる
  • 明らかに業務と関係のない雑用ばかり命じられる
  • 違法行為を指示される(虚偽報告、架空請求など)

こういった命令に従ってしまうと、
あなた自身が危険にさらされます。

だからこそ、
「原則を知る → 例外を知る」
の順番で理解してほしいのです。

原則だけ知っていると従いすぎる。
例外だけ信じると反発しすぎる。

どちらもあなたを守りません。
両方知るからこそ“強くて優しい社会人”になれます。

雇用契約の基本を押さえておこう

雇用契約は、
働くことと給料を交換する土台の約束。

そして実は…

📌 紙がなくても契約は成立する(口頭契約)

ただし紙がないと確実に揉めます。
だから契約書は“自分を守る武器”です。

決める内容は主に、

  • 給与
  • 労働時間
  • 仕事内容
  • 勤務地

めちゃくちゃ大切な部分です。

労働条件通知書は法律で「必ず会社が渡す」と決められている

ここは強調しておきます。

📌 会社は労働者に労働条件を書面で示す義務があります(労基法15条)

これが「労働条件通知書」。

受け取っていない場合は、
単に渡し忘れのケースも多いので、
遠慮なく確認してOKです。

中には、

  • 勤務地
  • 労働時間
  • 契約期間
  • 給与
  • 残業の扱い
  • 試用期間

など、働くうえでの重要な情報が詰まっています。

次回はここを“迷わず読める”ように解説します。

「これって普通?」を判断する基準

働いていると、
「あれ?」と思う瞬間が出てきます。

そんな時は、この2つで判断すると簡単👇

  • 自分だけ極端に不利じゃない?
  • 求人票や就業規則とズレてない?

この2つを押さえておくと、自分を守れます。

指示に不安を感じたときの正しい「伝え方」と相談先

新人のうちは、指示が腑に落ちないと不安になります。
でも、いきなり強く反論する必要はありません。

まずは、落ち着いてこう伝えるのが安全です。

「念のため、確認させてください」

これは相手を否定せずに、自分の身を守れる言い方です。

次に、どう動けばいいか。
困ったときは、以下の順番で相談するとスムーズです。

1️⃣ 信頼できる先輩(現場の空気を一番よく知っている)
2️⃣ 人事・労務担当(正式なルールの専門家)
3️⃣ 労働局の総合相談窓口(会社外の公的な相談先)

また、念のために、

  • 日付
  • 相手の名前
  • 言われた内容

は、その場でメモに残しておくと安心。
あとから「言った/言わない」のトラブルを防げます。

契約を理解すると、働くのが驚くほどラクになる

契約の知識は、
あなたのメンタルを守ります。

「これは正当な指示だな」
「これはおかしいな」

と判断できるだけで、
仕事のストレスは半分になります。

まとめ:原則と例外を知れば“強く優しい社会人”になれる

今日のポイントをまとめると…

  • 働く以上、合理的な指示に従う義務がある(原則)
  • ただし、限界を超えた命令には従わなくてOK(例外)
  • 雇用契約・労働条件通知書はあなたを守る武器
  • “原則 → 例外”の順番で理解すると迷わなくなる

この知識があるだけで、
理不尽から自分を守りつつ、
誠実に働ける社会人へと成長できます。

次回予告:雇用契約書を「読める武器」にする

次回は、
📘 『雇用契約書の読み方(勤務地・給与・労働時間・契約期間・休日)』
をさらに分かりやすく解説します。

ぜひ続けて読んでください🙂

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