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【必見】社会人1年目で知っておくべき心構え①『プロ意識を持つ』

こんにちは!「びじたまアカデミー」学長のびじたまです。
今回は、社会人1年目でぜひ知っておいてほしい

「社会人としての心構え」

についてお話しします。
これは、私が総務人事担当として
多くの新入社員を見てきた経験や、自身の「もっと早く知っておけばよかった!」
という後悔から見えてきた、とても大切なことです。
何回かに分けてお話ししていきますね。
ただ、心構えの前に、最初に押さえておきたいことがあります。それは、

「そもそも会社とは何か?」
「会社の目的とは何か?」
ということです。

会社は「社会貢献」を通じて利益を追求する

民間企業は、基本的に利益を追求することを目的に作られた集団です。
しかし、「利益を出すためなら何をしてもいい」のでしょうか?

例えば、
利益を出すために自然を壊したり
騒音を立てたり
自社が建つ地域をないがしろにしたりするような、

自社以外には恩恵を与えない「自分勝手な企業」をあなたは応援しますか?

その会社の品物を買ったり、サービスを受けたりしたいと思うでしょうか?

おそらく多くの方は、
応援もしないし
品物も買わないし
サービスも受けない
でしょう。

自分にとって
良い印象がない
思いやりもない
自分勝手な会社を誰も応援しないのは当然です。

現代社会において、企業が健全な形で利益を出すためには、
CS(顧客満足)
コンプライアンス(法令遵守)
などを実現し、

「社会貢献」を果たすことが不可欠です。

つまり、
自社のことしか考えない会社は誰からも必要とされません。
必要とされるためには、

まず
会社が社会に貢献するというマインドが大切なのです。
あなたも会社の一員として、このマインドをぜひ持ってください。

1.プロ意識を持つ

さて、前置きが長くなりましたが、最初の心構えです。
社会人としてまず持つべきは
「プロ意識」です。

学生気分を捨て
自分の仕事に責任と誇りを持つことが最も重要になります。
プロ意識を持つために、以下の3点を押さえましょう。

『成果へのコミットメント』と『当事者意識』

任された仕事は最後までやり遂げ、
期待以上の成果を出す意識を持ちましょう。


「誰かの仕事」ではなく、
「自分の仕事」としてとらえ、

主体的に課題解決に取り組む姿勢が、あなたの存在価値を高めます

【エピソード】徹夜で学んだ「プロの責任」

私が新人の頃、次年度の予算資料作成の時期に、上司が急な病気で休むことになりました。
当時、私は「予算資料の作成は上司の役割」と決めつけ、
自分には関係ないと思って何も準備をしていませんでした。
言われたことだけをこなす、まさに学生気分が抜けきっていなかったのです。

締め切り前日、上長(上司の上司)から「予算資料の進捗はどうなっている?」と聞かれ、
何も作成されていないことが発覚しました。
まさに顔面蒼白です。😱
しかし、そこで初めて
「これは、この部署、ひいては会社の仕事だ。自分が何とかしなければ」と「当事者意識」が芽生えました。
そこからはもう、徹夜で資料作成に没頭しました。
分からないことは、自分で調べて何とか形にしようと必死でした。
何とか締め切りまでに資料を完成させ、上長に提出できた時の安堵感は忘れられません。😌
そして、上長から「よくやった!」とねぎらいの言葉をいただいた時は、
大変嬉しく大きな達成感
を感じました。
この一件で、「成果を出すことにコミットする」ことと、
「自分の仕事として捉え、最後までやり遂げる」という当事者意識が、
社会人としてのプロの責任なのだと身をもって学びました。

『自己成長への投資』

常に学び続け、スキルアップに努める姿勢を持ちましょう。
社会人になると、学生時代のように「教えてもらう」機会は減り、
自ら知識やスキルを習得する努力求められます
それがあなたのキャリアを切り拓く力になります。

【エピソード】ビジネス未経験からの「学び直し」

私は大学で教育学部を卒業したため、社会人になるまで総務人事やビジネスに関する専門知識はほとんどありませんでした。
まさに「ビジネスのことは何一つ知らない」状態からのスタートです。
しかし、いざ仕事が始まると、勤怠管理一つとっても労働基準法の知識が必要だったり、
上司やお客様に論理的に物事を伝えられない自分の未熟さを痛感したりと、壁にぶつかる日々でした。
「このままではプロとして通用しない」と危機感を覚え、

自ら学び始めることを決意します。
例えば、論理的思考力を身につけるため、
約10万円以上のお金を投じて経営大学校の科目履修生として
「クリティカルシンキング」を学びました。
また、業務で必要な労働基準法などは、書籍やオンライン講座で徹底的にインプットしました。
その結果、
新人の頃よりも、相手に伝わるように論理的に考え話す力が格段に向上した実感しています。

もちろん、「できる」のゴールはまだまだ先ですが、
「現状に満足せず、常に自分を磨き続ける」という意識は、この時の学びを通じて得た私の財産です。

いかがでしたでしょうか?
今回は社会人としての心構えとして
「プロ意識」について深く掘り下げてみました。

次回はまた別の心構えについてお話ししますので、どうぞお楽しみに!

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