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【新社会人・大学生必見】質問力でコミュニケーション能力を劇的向上!会話を深める5つの実践テクニック

こんにちは、
「びじたまアカデミー」学長のびじたまです。

「コミュニケーション力を高める実践方法」シリーズ、
第4回となる今回のテーマは、
「質問力」です。

「この人と話していると、なぜか会話が盛り上がる」
「あの先輩は、いつも的確な質問をしてくる」
そんな経験はありませんか?

実は、優れたコミュニケーターの多くは、
「質問力」という武器を持っています。

今回は、
会話を深めて信頼関係を築きたいあなたのために、
すぐに使える5つの実践テクニックを具体的なシーンでご紹介します。

🧠 質問力とは?なぜビジネスで重要なの?

質問力とは、
相手の考えや情報を効果的に引き出し、
会話を有意義な方向に導く能力のことです。

単に「何か分からないことを聞く」だけではありません。
戦略的に問いかけることで、
相手との関係を深め、お互いの理解を促進する
コミュニケーションの核心技術なのです。

補足:

「質問する」ことは、
相手に関心があることを示す最も直接的な方法。
「あなたのことを知りたい」
「あなたの意見を大切に思っている」
というメッセージを伝えることができます。

🎓 社会人に質問力が必要な3つの理由

情報収集力の向上

社会では、
「正解」が用意されていない問題ばかりです。

🎯 例:新人営業の場合

❌ 悪い質問:「何か困っていることはありますか?」

✅ 良い質問:「現在の業務で、一番時間がかかっている作業は何ですか?」

→ 具体的な情報が得られ、提案につながりやすい

信頼関係の構築

適切な質問は、
「この人は私のことを理解しようとしてくれている」
という印象を与えます。

🎯 例:留学生の面接場面

面接官:「日本で働く理由は?」

❌ 表面的な回答:「日本の文化が好きだから」

✅ 逆質問で深める:「御社では、外国人社員にどのような活躍の場を期待されていますか?」

→ 企業への関心と積極性をアピール

問題解決力の向上

良い質問は、
問題の本質を見つけ出し、
効果的な解決策への道筋を作ります。

🎯 例:チームでの課題解決

問題:「プロジェクトが遅れている」

❌ 表面的な質問:「なぜ遅れているのか?」

✅ 本質を探る質問:「当初の想定と異なった部分は何ですか?」「一番時間がかかっている工程はどこですか?」

→ 具体的な原因特定と解決策立案が可能

💡 会話を深める5つの実践テクニック

テクニック① オープンクエスチョンを活用する

「はい/いいえ」で答えられない質問を使って、
相手に詳しく話してもらいましょう。

❌ クローズドクエスチョン

「この企画は良いと思いますか?」

「忙しいですか?」

「満足していますか?」

✅ オープンクエスチョン

「この企画について、どう思われますか?」

「最近の業務で、どんなことに時間を使っていますか?」

「どの部分に一番満足されていますか?」

💼 実践例:新人歓迎会で

先輩:「新人研修はどうでしたか?」(オープン)

新人:「思っていたより実践的で、特にロールプレイングが印象的でした」

先輩:「ロールプレイングのどの部分が一番学びになりましたか?」(さらに深掘り)

→ 会話が自然に続き、相手のことをより深く知ることができる

テクニック② 5W1Hで具体性を高める

Who(誰が)、What(何を)、When(いつ)、Where(どこで)、Why(なぜ)、How(どのように)
を使って、情報を具体的に把握しましょう。

💼 実践例:会議での確認

What:「具体的にはどのような作業が必要ですか?」

When:「いつまでに完了予定でしょうか?」

Who:「担当者は誰になりますか?」

Why:「この作業が必要な背景を教えてください」

How:「どのような手順で進めますか?」

→ 曖昧な指示も明確になり、ミスを防げる

留学生の皆さんへ

日本の職場では「察する文化」があるため、
指示が曖昧なことがあります。
5W1Hの質問で確認することは
「真面目で責任感がある」と評価されることが多いです。

テクニック③ 相手の言葉を使って質問する

相手が使ったキーワードを拾って質問することで、
「この人は私の話をちゃんと聞いている」という印象を与えます。

💼 実践例:顧客との商談で

顧客:「最近、業務効率化が課題になっていて...」

営業:「業務効率化ということですが、特にどの業務の効率化をお考えですか?」

顧客:「主に事務処理の部分ですね。手作業が多くて」

営業:「手作業が多いとのことですが、1日のうちどのくらいの時間を事務処理に使われていますか?」

→ 相手の関心事に沿った質問で、信頼関係が深まる

テクニック④ 仮説を立てて質問する

「○○ということでしょうか?」と
自分なりの理解を示してから質問することで、
相手も答えやすくなります。

💼 実践例:上司への報告で

上司:「この件、もう少し検討が必要だな」

部下:「つまり、データをもう少し詳しく分析してから提案した方が良い、ということでしょうか?」

上司:「そうそう。特に競合他社の動向も調べておいて」

部下:「承知しました。競合他社については、A社とB社を中心に調査すれば十分でしょうか?」

→ 理解度を示しつつ、より具体的な指示を引き出せる

ポイント

仮説を立てる質問は、
「考えて仕事をしている」という印象を与えます。
新人の方は特に意識して使ってみましょう。

テクニック⑤ 感情に注目した質問をする

相手の気持ちや感情に焦点を当てた質問で、
より深いレベルでのコミュニケーションを図りましょう。

💼 実践例:チームメンバーとの面談で

メンバー:「今のプロジェクト、なかなか大変で...」

リーダー:「大変とのことですが、どの部分が一番ストレスに感じますか?」

メンバー:「締切が厳しくて、質の高い成果物を作る時間が足りないんです」

リーダー:「なるほど。理想的には、どのくらいの時間があれば安心して取り組めますか?」

→ 問題の本質(時間不足)と解決策(スケジュール調整)が見えてくる

感情に注目した質問例:

  •  「どの部分に一番やりがいを感じますか?」
  •  「不安に思っている点はありますか?」
  •  「達成感を感じた瞬間は?」
  •  「もっと楽しくするにはどうしたら?」

期待できる効果:

  •  信頼関係の深化
  •  本音を聞き出せる
  •  モチベーション向上のヒント
  •  チームワークの改善

質問力が高まると、こんなことが変わります

人間関係において

  •  相手との会話が自然に弾む
  •  信頼されやすくなる
  •  相手の本音を聞き出せる
  •  誤解やすれ違いが減る

仕事において

  •  指示の理解度が向上
  •  効率的な情報収集ができる
  •  問題解決力が高まる
  •  プレゼンや提案力が向上

⚠️ やってしまいがちな質問のNG例

避けるべき質問パターン

❌ 詰問調の質問

「なぜできなかったんですか?」「どうしてそう思うんですか?」

→ 相手を責めているような印象を与える

❌ 連続質問

「いつですか?どこでですか?誰とですか?」

→ 尋問のように感じられ、相手が身構えてしまう

❌ 誘導質問

「○○だと思いませんか?」「△△の方が良いですよね?」

→ 相手の本音を聞き出せない

今日のミニワーク:質問力チェック

今日一日、以下の点を意識して質問してみましょう:

チェックポイント:

  •  オープンクエスチョンを使えた
  •  5W1Hで具体的に聞けた
  •  相手の言葉を使って質問した
  •  感情に注目した質問をした

振り返り:

  •  どんな反応が得られましたか?
  •  会話はどう変わりましたか?
  •  新しい発見はありましたか?
  •  次回改善したい点は?

🎯 小さな変化から、大きな成長が始まります!

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まとめ

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この記事のまとめ

  •  質問力は相手の考えを引き出し、会話を深めるコミュニケーションの核心技術
  •  社会人には情報収集力・信頼関係構築・問題解決力の観点で質問力が重要
  • 5つの実践テクニック:①オープンクエスチョン ②5W1H ③相手の言葉を使う ④仮説を立てる ⑤感情に注目
  •  詰問調・連続質問・誘導質問は避け、相手を尊重した質問を心がける
  •  質問力向上により人間関係と仕事の質が同時に向上
  •  留学生の方にとっても、日本の職場で活躍するための重要なスキル

 

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